ドリラとゴリラ しりとりで言葉の獲得

こんにちは!今日は起きてみてびっくり!昨日の夜に積もったのですね、
名古屋は、白い世界でした✨
昼間も風に乗った粉雪がキラキラと美しいです💛

子供たちは手袋をもって、雪遊びをしようと
わくわくしながら通学していきましたよ。

名古屋の知育知能教室 東京英才アカデミーマナイキラボの高木です。

 

今日は言葉の獲得のお話です。

 

まだ話したての2歳や3歳の不明瞭な発音はかわいいですね。

た行とさ行の発音が舌がつかない発音になるので、「ちゅ」や「ちゃ」
といった音になります。

4,5歳ごろでその発音は落ち着いてくるようです。
大人の舌の動きをみて獲得していくのでしょう。

 

我が子は言葉の不明瞭さというよりも、
言葉の聞き取り違いによる憶え間違いをしていました。

例えば・・・3歳ごろ「ゴリラ」を「ドリラ」といったような。

ゴリラの絵を見せて

「これは何?」

「ドリラ」

「ん?ドリラだったかな?」

「ドリラ」

「これはね、ゴリラというよ。ゴから始まるよ」

「違う!!!ドリラだもん(怒)」

といった様子で💦怒る怒る・・・
大丈夫かしら・・・・と思ったものですが、

全く

心配いりませんでした。

 

年中ごろから、文字に興味が出てきて、
ひらがなを読めるようになってくると、
本の中に出てきた「ゴリラ」が「ドリラ」ではない、
と気づき、自然と直りました。

耳で聞いていた音だけで判断していた物事に
文字が加わる事で、発音も正しくなっていったのです。

耳で聞き取りにくい音としては「う」もあります。

例えば「学校」。発音としては「ガッコ―」と聞こえます。
「-」の部分が「う」になりますが、
子供たちにとってはなかなか難しい。

それがしりとりの時に「う」が獲得できているか
確認することができます。

「学校」➡「ウサギ」といったしりとりの順になる際に

「がっこう」を「ガッコ―」と理解していると、次の「う」から始まる言葉に
つなげる事ができません。

”最初の言葉”と”最後の言葉”をしっかり確認していくことで
正しく言葉を獲得していくことができます。

我が子のように、憶え間違いを指摘すると怒ってしまう場合は、
文字の獲得まで待ってもいいのかもしれませんが💦

親から指摘されると腹が立つ子供も、
別の人から教えてもらうと「すっ」と入っていくこともあります。

スポンジのように言葉を吸収していく時期、
楽しみながら、たくさん言葉のシャワーを浴びせてあげてくださいね。

言葉、語彙をたくさん獲得すると、自分の気持ちが表現できるようになり
子供たちにとっても、伝える事ができる喜びにつながります。

教室のレッスンでも、しりとりの課題があります。
しりとりといっても、後ろにつなげるしりとりは意外とできるものですが、
前につなげるしりとり・・・
つまり、最後に何で終わるか、といった事を考えないといけない課題があります。

子供たちは時間がかかってもじっくり考えて答えを出していくことができますよ。

 

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